ステンシルデータを作成される際に
『ブリッジの大きさ』や『配置』にお困りではないでしょうか?
最近、ステンシルのご依頼やデータのご相談をいただくことが増えてきましたので、
過去に多かったお問合せや弊社で基準としている数値をまとめてみました。
ご参考にしていただければ幸いです。
ステンシルデータを作成するにあたっての注意点
①サイズについて
材質や厚み、抜く文字のサイズ、渡すブリッジの距離によってブリッジの太さの調整が必要となります。
どのような材質の物でも概ね2mm幅以上のブリッジが必要となりますが、
金属で作られる場合や文字・書体によっては2mm以下でも製作可能な場合もございます。
また、塗料を塗布する関係上、余白部分のサイズは50mm程度あった方が作業上オススメです。
②隙間について
文字の隙間(残る部分)が細すぎるとカット時に千切れてしまったり、折れてしまうことがございますので、
ブリッジデータと同じくらい文字の隙間には注意が必要です。
隙間に関しては、ブリッジをかけて隙間をつぶしたり、文字の偏(へん)と旁(つくり)を少し移動させ
隙間を広げるなどの方法がございます。
材料別参考基準値(文字サイズ:100mmの場合)
①ポリパネル(短期用途、使い切りにお勧め)
ブリッジ幅:2〜3mm以上
※ポリパネルは塗料に侵されやすいため、出来る限りブリッジ幅は太めがお勧め。
②アルミ複合板(中期用途にお勧め)
ブリッジ幅:2〜3mm以上
ブリッジ幅:2mm
※アルミ複合板は固い板材の為、ブリッジは2mmでも強め。1mmの複合板は曲げると型が付くため曲面にお勧めです。
③アクリル(短期用途、複雑なデザイン・文字にお勧め)
ブリッジ幅:2〜3mm以上
※アクリルはご存じの通り割れやすいため、取り扱いに注意が必要ですが、レーザーカットが可能なため、
細かな抜きが必要な場合にお勧めです。ただし、ブリッジが細いと熱の影響で曲がる恐れがございます。
ご要望・ご質問は、下記お問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。
(※お問い合わせ内容欄に「ステンシルの件」とご記入いただけますと幸いです。)